『今日は犬の日』 天気：雨のち曇り

今日はワンワンワンの日ということで、犬の日なんだそうですよ。

というわけで、うちの愛犬のことを少し。

家には雑種の犬がいます。

きっかけは、幼馴染です。

幼馴染のとこの犬が、子犬を産みまして、それを頂いたわけです。

幼馴染曰く「風ちゃんがもらってくれないと、保健所に連れて行かれる。２匹でも３匹でも好きなの選んで」

はい。完全なる脅しです。新手の恐喝です。

怖いです。

目の前には無邪気な瞳でキュンキュン鳴いてる子犬達。

断れるか！

結局、その中の１匹をもらいうけ、残りは里親探しに協力。

無事に全員里親見つかりました。

それが数年前。

そして我が家の子は今ではすっかりアホ犬となりました。

どうしてこうなった……

どこらへんがアホなのか、というと……

あれはいつだったかの台風一過の日……

家を出てみると、玄関先で愛犬が泥んこで尻尾フリフリお座りしてました。

ちなみに、めちゃくちゃ満ち足りた顔で。

この時点でおかしいのです。

愛犬は普段、家の裏手のところの小屋につないでます。

玄関にいるのはありえないのです。

嫌な予感がして、裏手に周ってみたら、的中でした。

小屋、全壊。

まさか、台風の雨風にさらされてこんな泥だらけに！？

ケガがなさそうなのが救い！？

台風の影響をあまり受けない場所だからって、特に対策とらなかった私が悪いよね……

かわいそうに！こんなんなっちゃって……

と、泣きそうになる私の目の端に映ったもの。

めちゃくちゃ掘り返された花壇。

穴だらけの花壇。

その瞬間、泥んこの理由を悟りました。

こいつ、鎖が外れたのをいいことに、遊びまくってた。絶対。

普通の犬なら、小屋が吹き飛ばされた恐怖にパニックになって、家から離れて迷子とか、そんな感じになることもあるというのに。

こいつ、台風だというのに暴風も暴雨も関係なく、穴掘りに夢中だった。絶対。

水が嫌いなくせに、こんな時だけ平気だったんだ。絶対。

だからあんな満ち足りた顔してたんだわ。

『何やってんの、お前……』

「わふっ！」（どや顔）

『いや、褒めてないから！』

「わふっ！」

褒めてないって言ってるのに、ちぎれんばかりに尻尾を振っておりました。

イラっときた私は、とりあえず愛犬を大嫌いなシャンプーの刑に処した。

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