『父と寝言と私』 天気:晴れのち雨
父は起きている時は無口でぼ~っとした人ですが、眠ったらよく寝言をいう。
それはもう、寝てる時の方が、生き生きとしてるんではないか、と思うくらい。
ふすま1枚隔てたところで寝ているので、とてもよく聞こえる。
というか、父は睡眠の間隔が狭く、何度も途中で目を覚ます。
時に自分の寝言で起きたりしてる。
なんか病気なんじゃないか、とも時々思う。
なぜ私が途中で何度も起きる父を察知しているかというと……
私も眠れないから。
普通に起きてるから。
話を戻しまして、今日はぼんやりした父のはっきりした寝言の一部を公開(処刑)しようと思う。
その1
「ほ~いほいほいほ~い(裏声)」
それ、何か呼び寄せる儀式?
その2
(慌てふためいて)「あ。すんません。すぐ行きます!」
どうした。誰に怒られた。
その3
「(言い聞かすように)東京行けよ。……大阪」
どっち!? 大阪さんに言ってるの?それとも行先は大阪に変更?
その4
(呆れたように)「っちっ……。素人が……」
どんな夢!?あんたはなんの玄人なの?
その5
(明るく)「寝てるよ~っ」
知ってるよ!
ていうか!
お前の寝言が気になって眠れないんだよ!
クリックして頂けると嬉しいです。
人気ブログランキング